ケアポートみまきとは

ケアポートみまきについて

ケアポートみまきとは

多様化する高齢者福祉に
対応するための
未来型高齢者施設「ケアポート」

ケアポート事業は、超高齢化社会に向けて、自立・自助の精神で地元住民、地方自治体と財団法人 日本船舶振興会(現:公益財団法人 日本財団)が協力して推進してきた地域福祉創造プロジェクトです。

各分野の専門家と地域の代表で構成される委員会の答申をふまえて、先進国の優れた事例を取り入れ、多様化する高齢者福祉に対応するための機能を集約した未来型高齢者施設「ケアポート」が全国3カ所に建設されました。「ケアポートみまき」はその一つです。

ケアポートの理念は、高齢者の「クオリティー・オブ・ライフ」を高めることを第一としています。
高齢者が住み慣れた土地で、安心して、生きがいと尊厳を持って暮らすまちづくりを目標とするものです。
住宅生活の継続を支援する拠点として、地域住民のコミュニケーションの場として、その地域の医療・保健・福祉のニーズを満たすさまざまな機能を合わせ持つ多機能施設を目指してきました。

建設から20年を経た2014年、専門家に依頼して事業評価を行った結果、あらためてケアポートの先駆性が確認されました。
さらに充実したケアモデルを追及するため、現在も今後の高齢者ケアの在り方、ケアポートの一層の強化策の研究を進めています。

ケアポートは、サービスの内容、運営方法といったソフト面も含めて、その拠点施設を多くの方々に見ていただくことで、高齢者保健福祉の今後のあり方を社会に提案するモデル施設となるよう位置づけています。
これまでに富山県砺波市庄川町の「ケアポート庄川」、島根県雲南市吉田町の「ケアポートよしだ」、長野県東御市布下に「ケアポートみまき」が完成しています。